東北研修
【環境・防災特別探究A・B】AとBはそれぞれ1単位
SSH指定初年度から実施している研修で、正月明けの冬休みに4泊5日の日程で宮城県を訪れます。
宮城では、北海道との植生の違いや家屋の作りの違い、渡り鳥の飛来するラムサール条約登録湿地の環境や、その保全に関する内容、リアス式海岸における陸と海の環境の関係性、そして東日本大震災の被災地を巡り防災についてを学ぶ、大研修企画です。
令和5年度からは、事前事後研修(A)と本研修(B)それぞれ1単位の時間割外選択科目として実施しています。
参加できる人数は、演習の定員の制約によって10名となっていて、毎年、志望理由と面接による校内選抜が実施されます。近年の倍率は2倍程です。中には、1年生で選抜に漏れ、1年かけて準備をして再挑戦する生徒もいる人気の研修となります。
【令和6年度 東北研修の日程】
令和7年1月6日(月)~10日(金)4泊5日
(1日目)午後 ①大崎耕土・化女沼
(2日目)午前 ②伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター施設ならびに周辺見学
午後 ③東日本大震災遺構・伝承館 ④気仙沼高校との交流
(3日目)午前 ⑤NPO法人 森は海の恋人 実習・見学
午後 ⑥唐桑半島ビジターセンター
晩 ⑦ホテルいりやどにて震災講話
(4日目)午前 ⑧南三陸町(旧防災対策庁舎→高野会館→さんさん商店街・南三陸杉など)見学
午後 ⑨南三陸町自然環境活用センター(戸倉公民館)にて講義、
南三陸周辺にてコクガン観察
⑩石巻市大川小学校にて献花
(5日目)午前 ⑪多賀城市 見学 まちあるき研修
⑫うみの杜水族館見学
⑬仙台市立荒浜小学校 見学
3月19日には、道外・海外研修報告会が実施され、東北研修の報告を兼ねて、全校生徒に対して防災についての講演を行いました。