3月4日(土)外務省の主催するJENESYS(アジア圏対日理解促進交流プログラム)のためにラオスから来日した視察団と、本校の生徒20名が交流会を行いました。
視察団は大学生・大学院生・社会人からなる20名。1週間の日程で来日し、企業の視察や農業技術についての講義を中心に構成されたプログラムに参加します。行程中唯一の交流プログラムということもあり、女性の参加者は色鮮やかな民族衣装「シン」を着用して(交流会のためにラオスから持ってきて下さったそうです)、交流に参加してくれました。
滝川高校生は、普通科は総合探究、理数科はフロンティアサイエンスで取り組んだ課題研究の成果をラオス語の通訳を交えて発表しました。
発表したのは、
総合探究Ⅰ滝川1班「SNSをつかって銀魂ミュージアムを作る」
総合探究Ⅰ滝川10班「滝川に来る観光客を増やすために」
フロンティアサイエンスⅠ 研究テーマ「宮島沼にマガンがとまる」
フロンティアサイエンスⅡ 研究テーマ「一番見やすいハザードマップとは」
の4グループです。
課題研究発表会で制作したプレゼンテーションのスライドにはラオス語の訳が加えられ、通訳を挟みながらの発表に緊張した様子も見られましたが、どの班も堂々と発表していました。片言のラオス語(ラオ語)で「インディー ティーライ フ-チャック」(はじめまして)と生徒が挨拶すると、視察団の皆さんは歓迎のあいさつを返してくれました。
滝川10班の漫画「銀魂」を取り上げた研究には、まさかの「一番好きなキャラクターは誰ですか?」という質問が飛びました。生徒が驚きながら答えると、質問した方もお気に入りのキャラを教えてくれました。なんと、視察団のほぼ半数が「銀魂」を知っていたそうです。また、理数科2年生のハザードマップについての発表後には質問が止まず、大変興味を持っていただけた様子でした。外国人が見てもわかりやすいマップを作りたいという生徒の研究に対して、外国人の視点から質問と意見を返してくれていました。
高校生の発表の後は、視察団によるラオスについての紹介プレゼンテーションが行われ、交流会の最後にはラオスで広く踊られているブレイクダンスを参加者全員で踊りました。
午後の研修場所に移動しなければならないため自由な交流の時間は僅かでしたが、生徒はラオスのお土産をもらったり、一緒に写真を撮ったり、インスタのアカウントを交換したりと、貴重な交流の機会を楽しんでいました。