令和5年3月9日 メルゲド総合学校の生徒とのオンライン交流会が実施されました。
交流会は日本語で実施されました。メルゲド総合学校の11年生(高校2年生)で日本語の授業を選択している18名が、授業の中でプレゼンテーションを作成し、日本語での紹介を練習した成果を発表してくれました。滝川高校の生徒にとっては、日本語を母語とする者としての緊張感も持ちながら交流に参加しました。
滝川高校からは26名、メルゲド学校からは18名の生徒が参加して、それぞれ3チームに分かれてプレゼンテーションを作り発表しました。テーマは、
滝川1班 「滝川市の紹介」
滝川2班 「北海道の紹介」
滝川3班 「滝川高校の紹介」
メルゲド1班「メルゲド学校の紹介」
メルゲド2班「メルゲド学校の行事の紹介」
メルゲド3班「アルバイヘール市の紹介」
でした。
滝川高校の生徒は、メルゲド学校の生徒の上手な日本語に驚きながら、自分たちも分かりやすく正しい日本語で内容を伝えようと一生懸命でした。パワーポイントでの紹介を終えた後は、自由に質問し合う時間も設けられ、「アルバイヘールの冬の最低気温は-40℃」と教えられたときには、「ええええええ!!!」という驚きの声が上がっていました。
1時間程度の交流でしたが、遠いモンゴルで日本語を学んでいる生徒達が、一生懸命日本語で話しかけてくれたこの時間は、滝川高校の生徒にとってもとても貴重な経験となったはずです。「まず、自分がちゃんとした日本語を話せなきゃダメだ」と、いつも無意識に話している自分の日本語に目を向けようとしている生徒もいました。
今後は、1ヶ月に1回程度、オンライン交流会を開催する計画です。両校の生徒にとって実りのある交流になることを期待します。